子供の考える力を伸ばすには、どのような方法があるのでしょうか?
公式などを覚えるだけの勉強よりも、小学生もいわゆる「思考力」が求められる時代になってきました。
学校の勉強も、子供の考える力を伸ばしていく、という方向に向いているように感じているお家の人も多いと思います。
それでは、子供の考える力を伸ばすためには、どのような方法があるのでしょうか?
特に小学生は、楽しみながら思考力を高めていける方法があれば最高ですよね♪
そこでこの記事では、遊び感覚で手軽にできるようなことを中心に、子供の考える力を伸ばす方法について紹介していきます。
楽しみながら自分で考える力が身につき、さらに考える力がつくことで、学力の向上に繋げていくこともできるかもしれません。
ぜひ参考にしてくださいね。
子供の考える力を伸ばす方法3選
それでは早速、子供の考える力を伸ばす方法を厳選して紹介していきます!
子供の考える力を伸ばす方法を紹介する前に、子供の思考力を育てるために親ができることを、4つのステップに分けて考えてみます。
ポイントは「子供との会話」です。
- 子供の気づきや疑問に「なぜだろう?」と投げかけて、考えるきっかけにする
- すぐに答えを求めず、ゆっくり考えさせる
- 子供と一緒に答えを探す
- 問いかけを通し、子供が自分の言葉で語ることができるようにする
まず、子供の気づきや疑問に「なぜだろう?」という問いかけをしてみます。
そうすることで、子供は自分の頭で考え始めます。
そして答えをすぐに求めることはせず、ゆっくりと考えてもらいます。
「どうしてだと思う?」という問いかけからはじめ、例え答えが出なくても、急かしてはいけません。
そうして考えながら、子供と一緒に答えを探していきましょう。
「私はこう思うけど、あなたはどう思う?」「一緒に考えよう!」という声掛けで、子供は張り切って考えてくれます。
そして最後は、そこで出た答えを「自分の言葉で」語れるようにすることです。
例えば「それはどういうことなのかな?」という問いかけで、子供は自分で考えて、自分の言葉で語り始めます。
思考を促すような質問をすることで、子供の思考力を育てていくことができるんですね。
普段の生活の中で工夫できることばかりなので、ぜひ心掛けてみてください。
それではこれを踏まえて、子供の考える力を伸ばすおすすめの方法を3つ、厳選して紹介します。
- 思考力を高めるようなドリルをやってみる
- 思考力を育てる講座がある塾に通う
- プログラミング教室に通う
①思考力を高めるようなドリルをやってみる
まずは書店に行って、思考力を高めるようなドリルを手に取ってみましょう。
一昔前の暗記中心の学習とは違い、今は子供の思考力を高めるような内容のドリルがたくさん揃っています。
その中で子供が好きそうなものを、できれば子供と一緒に選んで、取り組んでみてください。
夏休みなどの長期休暇に挑戦してみても良いですね♪
自分で選んだドリルなら、子供も積極的に取り組んでくれるでしょう。
②思考力を育てる講座がある塾に通う
続いての方法は「思考力を育てる講座がある塾に通う」です。
受験対策の学習塾ももちろん大切ですが、思考力も大切です。
塾に通って勉強しながら、思考力も同時に育てることができれば最高ですよね♪
近年の受験問題は、暗記だけでなく、自分で考える「思考力」問われる傾向が強くなっています。
教科書を開いてみても、その傾向は感じ取れますよね。
思考力を意識しながら、日々の勉強に取り組んでみてください。
③プログラミング教室に通う
最後に1番おすすめなのが「プログラミング教室に通う」ことです。
なぜならプログラミングとは、思考力そのものだからです。
自分で考えたプログラムを組んで、思うように動かなければ原因を探し、もう一度取り組んでみる。
プログラミングは、そんなトライ&エラーの繰り返しです。
これこそが、子供の「思考力」そのものではないでしょうか。
プログラミングと聞くと敷居が高いイメージがありますが、今は子供向けのプログラミング教室が充実しており、子供たちの大好きなパズルやロボットで、遊びながらプログラミングを学ぶことができます。
小学生に大人気のゲーム「マイクラ」で学べる教室もあるんです!
これなら楽しみながら、遊び感覚で思考力を育むことができますよね♪
ドリルや学習塾とは異なり、勉強という感覚が薄いことも大きな特徴です。
子供達が楽しみながら、思考力を高めていくことができますよ。
>>>マイクラで学べる子供向けプログラミングスクールおすすめ3選はこちらの記事で詳しく紹介しています
子供の考える力を伸ばすおすすめの遊びは?
それではここからは、子供の考える力を伸ばすおすすめの遊びを紹介していきます!
- 積み木やブロック遊び
- 絵本の読み聞かせ
- ごっこ遊び
- ゲーム感覚でできるプログラミング
①積み木やブロック遊び
まずは小さな子供から遊べる「積み木やブロック」です。
積み木やブロックは、遊び方が一つではありません。決まった形がないので、想像力をどんどん膨らませることができます。
実際に子供が積み木で遊ぶ様子を見ていると、いろいろな遊びを次々に思いつき、それを試していきますよね。
この遊びは、思考力あってこそです。
同じように、ブロックやパズルも、子供の思考力を高めてくれる遊びです。
②絵本の読み聞かせ
絵本の読み聞かせも、子供の思考力を高めることに役立ってくれます。
子供はどうしても、自分の視点でしか物事を捉えることができません。これは大人もそうですよね。
しかし絵本の中で物語に触れて、他の人の視点を感じることで、想像力や思考力が育っていきます。
何より絵本の読み聞かせは、大人の膝の上に座って読んでもらった、という愛着の経験が、子供の安心感に繋がりますよね。
思考力を高めることだけではない、親子の大切なつながりがここにあります。
1日の終わりに、ぜひ読み聞かせの時間をとってみてください。
読んであげている大人も、心が洗われますよ。
③ごっこ遊び
ごっこ遊びも、子供の思考力を育ててくれます。
何かになりきって遊ぶことは、想像力や考える力を育ててくれます。
さらにごっこ遊びは、瞬発力が鍛えられます。相手がいることで、自分の役にふさわしい言葉遣いや、振る舞いはどのようなものなのか?瞬時に考える必要が出てきます。
これはとても頭を使うことですよね。
会話のやり取りも活発なので、国語力も鍛えられます。
毎日のように遊ぶ「ごっこ遊び」も、思考力を育てることができるんですね。
④ゲーム感覚でできるプログラミング
最後は「1日中家でゲームばかりしている」というお子さんにおすすめの、ゲーム感覚でできるプログラミングです。
プログラミングというと難しいイメージがありますが、今は遊び感覚で学べるものがほとんどです。
特に子供たちに大人気のゲーム「マインクラフト」を使ったプログラミング教材は、子供たちに大人気!
ゲームの世界で便利な機構を組み上げることで、プログラミングの知識もついていきます。
プログラミングはトライ&エラーの繰り返しなので、ゲーム感覚で取り組むうちに、自然と思考力も身についていきますよ♪
無料でお試しできるプログラミングのゲームもたくさんあるので、おうち時間が続く時など、ぜひ試してみてくださいね。
自分が作った世界をお友達と見せ合いっこすることで、やる気もぐんぐんアップしていきますよ!
>>>小学生向け無料プログラミングゲームアプリやサイトおすすめ6選の紹介はこちら!
子供の考える力を伸ばすための注意点
子供の考える力を伸ばすために、親が注意すべき点はどのようなことなのでしょうか?
子供の考える力を伸ばすために、次の2点に注意してください。
- 子供のやること、言うことを否定しない
- 間違っていても口を出さない
①子供のやること、言うことを否定しない
大人はどうしても、子供に正解を導いて欲しい、という思いがありますよね。
しかし子供のやることや言うことが例え間違っていても、否定しないことが大切です。
間違えるたびに否定されてしまうと、子供はやる気を失ってしまいます。
間違っていても、自分で考えて、遠回りでも正解に辿り着こうとする過程が大切なんですよね。
「間違いを正す」のではなく、「一緒に考える」という姿勢で接してみてください。
②間違っていても口を出さない
子供だけで考えていると、どうしても間違った方向に進みがちです。
しかしここで大切なのが「間違っていても口を出さない」ということです。
間違うたびに教えてもらい、正解に導いてもらうようでは、子供が自分で考えることができなくなってしまいます。
大人から見て、明らかに間違っていても、そこはグッとこらえて、見守ってあげてください。
そうすることで、子供の思考力は磨かれていきます。
「間違えてもいいんだ」と思えることで、子供はのびのびと活動することができますよ♪
まとめ:子供の考える力を伸ばすには?おすすめの遊びも紹介
子供の考える力を伸ばす方法と、おすすめの遊びを紹介しました。
子供は毎日の遊びの中で、自然と思考力を身につけていきます。
大人はそれを見守りながら、一緒に考える、という姿勢で接していきましょう。
毎日の遊びの中でも考える力はついていきますが、さらに思考力を深めていきたいという人には「プログラミング」がおすすめです。
子供が大好きなゲームやパズル、そしてブロックで遊ぶような感覚で学ぶことができるので、親子で楽しく通うことができますよ♪
>>>マイクラで学べる子供向けプログラミングスクールおすすめ3選はこちらの記事で詳しく紹介しています
毎日の遊びも、プログラミングも、安易に正解を教えないことと、子供の言うことややることを否定しない、ということがとても大切です。
どうしても口を出したくなるものですが、そこはグッとこらえて、子供の頑張りを見守っていきましょうね。
子供の思考力を高めたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。